11月21日、香に包まれ天国へ旅立った母
皆さん、こんばんは。今日は母のお話をさせてください。
誤診が続き、3件目の病院で肺がんと告知されたのが今年5月
何もしなければ1ヶ月くらい、手術も出来ない状態で
抗がん剤治療をしても・・・・と悲しい宣告でした。
母は「最低3年~5年は生きたい」と通院で抗がん剤治療が始まりました。
予定通りの治療を5クール目まで終えた結果、初診より悪化。
それでも負けない!と違う薬で抗がん治療を1クール頑張りましたが、
24時間酸素が必要で、口から食事をとる事も難しく点滴に頼り、車椅子、
残念ながらガン性リンパ管症になり、苦しいときはモルヒネを飲んで癌と闘っていました。
ある日、病院から入院したほうがいいですと連絡がありましたが、母が行きたがらず断わり、夜中苦しくなって病院へ行くと、そのまま緊急入院となりました。
数日後、いつもより更に呼吸が苦しいようでみていられなくなり、早くモルヒネを打ってもらいたいと何度も先生や看護師さんに頼みました。しかしながらいつまで待っても薬が届かず、母は更に苦しそう。まだなの!まだですか?お願いしますと更に頼み、待ちくたびれてやっと薬が届いたと思ったら担当の先生がみえ、泣き言を言わなかった母が、もう早く楽にしてください。と呟き、ようやく薬が出ました。
モルヒネを打ってもらい、意識<苦しみ>が無くなった母。血圧計で計測出来ないくらいの数値なのに心臓は一生懸命打ち続け、みていることしか出来ない私たちは、胸が苦しかったです。
私は、「お母さんよくここまで頑張ったね!妹のことは心配要らないし、私とやっちゃん<妹の旦那さん>が支えるから大丈夫だよ。やっちゃんは思いやりのある人だから心配いらないよ。
お母さん、お家に帰りたいんだよね。悲しいけれど、心臓が動いていると家に帰れない。お家に帰りたいならば、夜7時になったら苦しくないように心臓をゆっくり、ゆっくり動かして最期痛くないように楽していいよ。」
妹は、「心配要らないよ。悲しみから立ち直るのに時間は掛かるけれど、大丈夫だから
安心してお家に帰ろうね」
と意識のない母に話しかけ、妹の旦那さんも常に傍で見守っていてくれました。
すると嘘のように7時になると心臓の鼓動が小さくゆっくりになり
7時13分に亡くなりました。
意識があるとき母は、今日はお姉ちゃんに話しておきたいことがある。
頼みたい事があると私を呼び
「明美ちゃん<妹>をお願いします、お母さんが亡くなるとあの子が心配・・今まで貴方達に良くしてもらってもう思い残すことは何もない。お母さん楽しかった!幸せだった・・・」
妹と母が2人きりのときには、
「明美ちゃんの為に頑張ってきたけれど、もう限界だわ。こんなに良くしてもらえるなんて思わなかった、ありがとうね。お母さん死ぬのは恐くないけれど、痛みと苦しいのは嫌」
妹は、何もしてないよ、病気なのに優しくしてあげる事ができなくてごめんね
母は、そんな事ないよ、何でも言い合えるのが親子だよ!と、意識のあるときゆっくり交わした親子の会話でした。
母は、苦しい状態でも妹のことを心配して、心臓を休める事が出来なかったのでしょうか
娘達の幸せだけを願い、私たちと一緒ならば、何もいらない無欲で生き仏のような人でした。私たちのことを想い最期まで癌と闘った母を尊敬します。
初めてのお葬式でよくわからず右往左往していた姉妹でしたが、やっちゃんは要領よくテキパキやってくれて助けられました。
通夜とお葬式では母の好きなバラの香りを焚かせてもらい、湯かんでは母を一緒に洗いプチフェイシャル、姉妹でハンドマッサージもして少し若返った顔を見て嬉しかったです。病院でも亡くなった後、看護師さんと一緒に体を拭き、クレンジングで顔のマッサージもさせてもらい、アロマは最期まで役立つのねと妹と泣き笑いして・・・
こんな時に、オチでもないのだけど1つ大きな間違えも犯しました。
「お経が違う?!」と気づいた時、とき既に遅し・・・
うっかりオハナちゃんと更にうっかり妹、宗派を間違えました。
互助会から偶然紹介された和尚さんのお経がとても心地よくて、この日から西本願寺にさせていただきます。
お母さん、ごめんなさいね。
担当者さん、湯かんの方々が母を丁寧におくってくださったこと忘れません。
意識のなくなった母に親切に対応してくださった看護師さん達、有り難うございました。
大変お忙しい中、母の為に精一杯診てくださったお医者様、看護師さん達有り難うございました。
和尚様の優しい言葉と心地よいお経も母や私たちを癒してもらい、ありがとうございました。和尚様の言葉に、「天国は気楽なところ」とありましたが、
母は天国で安気に暮らしていることでしょう!
この場をかりて深くお礼申し上げます。
生徒さんやお客様にもこちらの都合で変更していただき、誠に申し訳ありませんでした。皆さんのお蔭で心穏やかにお別れの挨拶ができましたこと深謝いたします。
どうか皆さん、悔いが残らないようにご両親や家族を大切にしてください。
母の死は悲しかったけれども、私たち家族にたくさんのことを教えてくれました。
欲を言いだせばきりがない世の中ですが、普通に歩く事ができて、口から食べて、自然に便が排泄できて、鼻や口で呼吸ができる事がどんなに幸せなことか。
神様、仏様に感謝します。
そして明日から12月、バリバリ働いて恩返しします!








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